不完全な私は
いつも戸惑い迷う
さながら迷路の中にいるようで
答えが
出口が
見付からない
私はこれから
何処へ向かっていけば良いのだろうと
どうすべきなのかと
自問自答する朝
ストロングを煽りながらそんな詩を考えてみた。
自分でも何を言っているのか、何を伝えたいのか、よく分からないけれど。
ただ一つ確かなのは、自分が不完全な存在であり尚且つ欠陥品であることだ。
完璧な人間なんて、この世に存在しない。けれど私は、それに惹かれてしまう。
見た目も中味も完璧で、周囲から一目置かれる存在。
私はそれになろうと必死に努力し、そして失敗した。
未来のことばかり考えないで、今この瞬間を考えろと主治医も母も言うのだが。
気ばかり焦ってしまい、挙句の果てには墓の心配までする始末だ。
けれど人間なんて、いつ死ぬか、生命の危機にさらされるか、分からないのだ。
北朝鮮から飛んできたミサイルが落ちてくるやも知れないし、大地震が起きて家具に押しつぶされるやも知れない。
だから今は、今この瞬間を「生きている」ことを喜ばしく思わなければならないのである。
例え不完全で満足のいかない自分でも愛し、前を向いていかねばならない。
ー仕方ない、生きてるだけでよしとしよう。
そう思えたら、万々歳である。
8/31/2023, 8:13:51 PM