✝しがない高校生✝

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逆光

君が遠のく
いつも通りの道で
君は呟いたんだ
「僕だって…!」
その言葉の続き
君は苦しそうで
理由を聞くのを
躊躇ってしまった

その言葉の続き
どうしても知りたくて
冗談っぽく聞いてみた
けど君は悲しい顔で
「ごめんね…僕だ…て…」
君は遠くに居たから
よく聞き取れなかった
逆光に照らされた君の
後ろ姿が見えた

1/24/2024, 10:23:29 AM