Darkness

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これは俺がまだ自由に過ごしてた時の話し
学校のマドンナに、罰ゲームで告白したとき

「ずっと前から…好きでした!」
「あらそう…ありがとう…だけど…」
「だけど?」
「私は罰ゲームのお題になりたくないの…」
「俺だってこんなことしたくないけど…」
「じゃあ、1ヶ月だけ付き合わない?」
「え?」
「だって付き合ったら罰ゲームじゃなくなるでしょ?」
「まじで?いいの?」
「うん、」
それから彼女と付き合った…
それと同時にいじめが増えた…
彼女にいじめを相談した
「俺…いじめられててさ…」
一瞬嬉しそうだった気がした
「あらそう…」
「辛いんだよね…それにもうそろ…」
1ヶ月経ってしまったら…俺はホントに独りだ…
「もうそろ…1ヶ月だけどさ…もし良かったら…」
「付き合ってくれるの?」
「うん、だって…いじめって辛いじゃん!」
嬉しかった!彼女は俺の味方だった
それから3年経って大学生になった俺らは…
結婚の話をするようになった…
幸せだった
ある日大学の食堂で耳にした情報を俺は疑った…
「俺さ、高校の時に…」
「その話すんの?」
「だって面白いんだよ!」
「じゃあ聞くよ」
俺のいじめの話しで、彼女が俺と一緒になる為に…
俺をいじめるようにしたらしい
それを信じるのは怖かった…

あの時罰ゲームを実行した後悔は大きかった
なぜなら…俺は彼女に…監禁されているから…

5/15/2023, 3:22:23 PM