!マークじゃ足りない感情
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私には親友がいる。
高校三年生の時に共通の趣味が見つかり、それから一気に仲良くなった。それからはずっとその子と一緒だ。
初めの2年間はその子とは接点がなかった。というか、私がその子と出会った時から、その子に対して謎に推しに似た感覚を持っていた為、ちょこちょこと話しかけて、アピールをしに行きつつも、どこか流石に友達にはなれないかぁ、という諦めがあった。
とにかく、その子はとてつもなく可愛い。声が通っていて、聞き取りやすくて……綺麗な人。
そんな子と親友になれるなんて思ってもいなかった。だからこそ親友になれて嬉しかった。
関わって行くにつれて、その子の良さはより分かるようになる。気遣いができて、自分の意見もハッキリと伝えられて、それに無意識なのか、たまに少しだけ私に甘えてくれる。
そんな大切な親友と出会ってからの時間の流れが早く、すぐに私たちは大学生になってしまった。
親友は遠くの県に行ってしまった。正直その子とは毎日電話をしたいくらいだけど、なかなか自分から誘えずにいた。
そんなある日、私の誕生日の日。その子から日付が変わった瞬間にLINEが来た。「お誕生日おめでとう!」なんて送ってくれて、それに加えて、「私が一番にお祝いしたかったから0時に連絡しちゃった!」なんて送られてきたから、私は嬉しくて仕方なくて、「嬉しい!!ありがとう!!!!!」なんて、!マークを大量に付けて返事を送った。
それでも!マークじゃ足りない感情が溢れ出て、
私は思わずその子に電話をかけてしまった。
やっと自分から電話ができたな。なんて思いながら、
「珍しいね、どうしたの?」と聞こえるスマホ越しの親友の声で、私は胸がいっぱいになった。
8/15/2025, 7:28:59 PM