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ピーピーピー、


聞きたくない音。受け入れられない音。
そんな音が病室に響いた。

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俺には5年付き合っている彼女がいる。
△△は俺を癒してくれる、そんな存在だ。

「ねー〇〇?」
『ん、どした?』
「私今年のクリスマス、イルミネーション行きたいっ!」
『おっ、いいね!』

クリスマスまであと1週間をきった。

最近、心做しか△△が落ち込んでいるように見える。

『△△、イルミネーション楽しみだね!』
「、、、うん!」

今の間はなんだ、?
嫌な予感がする。

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クリスマス当日。
時間になっても来ない、、、
電話をかけてもでない
メールをしても既読にならない

どうしよ、

『、、、もしもし』
「あっもしもし、□□△△のお知り合いでしょうか?」
『え、はい。』
「今から♢♢総合病院に来ていただいけますか?」
『、わかりました。』

そこには沢山の管を身にまとっている△△がいた、。

【落ち着いて聞いてください。】
『はい、』
【□□さんは昨年の12月から膵臓癌を患っており今年の6月に医師から
余命半年と告げられていたそうです。】
『、、、。』
【そして今心肺停止状態です。あと10分以上この状態が続けば、。】
『わかりました。△△をよろしくお願いします、!』

【〇〇さん、残念ながら□□さんの死亡が確認されました。】
『そう、ですか、、』
『ありがとうございました。』

△△は帰らぬ人となった。

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あれから2年の月日が流れた。

突然のことだったけどこれからも大好きだよ、△△。

#過ぎた日を想う

10/6/2023, 11:31:39 AM