ぼく は こねこ
なまえ は ないの
ぼく は しかくい はこ の なか
とじこめられてるの
しろくて とっても つめたい つぶ が
ぼく に いじわる するの
ぼく は それ が とっても かなしいの
「…わぁ、ねこちゃん?」
ねこちゃん?
ぼくの こと?
ちいさい にんげん が ぼく を じっと みてる!
「ねこちゃん、さむいの?」
うん 、さむくて こごえそう なの
「たいへん!ねこちゃん、おいで!」
にんげん は ぼく を もちあげた
はこ から たすけて くれた!
「ボク、お母さんにマフラーもらったの!これであっためてあげるね」
にんげん は ぼく に まふらぁ を まいてくれた
すこし きゅうくつ だけど…
「ねこちゃん、マフラーあったかい?」
あったかい!
「わぁ、うれしそう!ねこちゃん、かわいいね」
にんげん が ぼくを なでる
なでなで なでなで
なんだか ふしぎね
にんげん の て
つめたい けれど
なでなで されると
こころ が ぽかぽか あったかいの
「ねこちゃん、いっしょにかえろう!」
『みゃぁ〜!』
1/11/2025, 6:33:51 PM