2+1

Open App

『理想のあなた』

快晴の朝に起きて羽布団が自分の体温でぬくぬくふわふわしてるのを存分に味わい、起き上がるときは高く上げた脚を振り子のようにしてベッドから滑り出るんだよ。少し硬めで香り高い石鹸を使うのが愉しくてふわふわもこもこの泡を作り過ぎて顔に乗せるとそれも愉しくて!お湯をゆっくり注いでコーヒーをドリップしたら、たっぷりバターを加えて撹拌する。朝の一杯はこれが最強。このまま今日を眠ったら明日はもう目覚めないのが理想だよなぁって、後は一日が終わるまでぼやぼや生きる。

たまにあなたに会えて、来たかって言われてそんな話をしてまたなって言われて別れる。これ以上の理想ある?それとも洞窟の比喩の話する?イデア論は私も好きだよ

5/21/2024, 3:09:14 AM