『秘密の手紙』
先生が通り過ぎ背中が見えた瞬間にアイコンタクトで
サッとノートの切れ端を渡す。
ふざけた内容に思わず声が出そうになるも必死にこらえる。
次にチャンスまでに返事の内容を書き込みタイミングを待つ...
後で話せばいいだけなんだけど...どうしてか今したくなる。
先生に怒られるかもしれない。
けれどそれ以上にこの状況で話したくなる。
先生が通り過ぎた瞬間に手を伸ばす。
「こら。」
先生に怒られてしまった。
こうなってしまったら相手に悪いと思ってしまう。
それでもまたやりたくなるのはなぜだろうか。
相手も同じことを思ったのかアイコンタクトをとった。
語り部シルヴァ
12/4/2025, 10:29:33 AM