求められた、役割を託されるたびに
合わない仮面を付けていました。
頬や鼻や唇が
仮面の下で擦り切れても
それを、こなさないと夜も
眠れないから。
誰かが、負担を背負うなら
嫌な思いをしてしまうのなら
『私に、貸して』と仮面を付ける。
けれど、心の中ではずっと考えている。
コレは私じゃないって。
周りに人は、たくさんいるのに
ずっとある孤独感。
わたしは、開けなくていい引き出しを
幾つも開けては
自分の駄目なところばかり探してるんだ。
本当は、沢山持っているのに
仮面を付けない、私でも良いのに。
この合わない仮面は、境界線だ。
自分と他者を擦り合わせようとする
私のエゴだ。
何もかもを、取り払えたら
そこから先は…きっと、きっと。。
【お題:未来図】
4/14/2025, 12:14:57 PM