11月22日は「いい夫婦」の日となったのはいつからなのだろう。日本人は殊の外、日付に理由をつけるのが好きなんだと思う。理由やイベントを引っ付けて行き過ぎる日に対して、個々の生きていく達成感を感じ取らざるを得ないように習慣付けることが好きなのか、あるいはそういった理由やイベントで個々に圧力を与えるのが好きなのか、いや、与えられる事喜びを感じるのか。
或種、マゾヒスティックな感覚を持ち得る人達が多いのか…
夫婦とは成り立ての人達が思うものと数十年一緒に暮らした人達とは感じ方が違うものである。
結婚した時ういういしさは次第と霞んでいき、空気のような存在であるとお互い感じるものである。
小生は後者である。
居ても、居なくても同じかもしれない。でも居ないことが続くと、その空気に枯渇感が溢れて、
その枯渇感から無に移行する前に水分を欲する様に
涙腺が緩むのではないだろうか。
決して寂しいと言うことでなくただ、泪が出るんだと思う。
ういういしかった頃の事が脳裏をよぎり、気づけば泪が流れる。
枯渇していたのは空気だけでなく、
その時に心も乾いていたと気づくのだ。
夫婦を片方が居なくなるまで続くとき
夫婦だからわかる感触である。
違うかな。
11/23/2024, 6:03:36 AM