拝啓
春まだ浅き今日このごろ。
寒さに震え、ヒートテックを2枚重ねても芯から冷えた体には無意味でした。
周りからはヒートテックよりもしっかり食べてミートテックをつけろと言われますが、
お生憎様、私の1日に食べれる量は微々たるもの。
テクノロジーの発展に甘んじ今度は極暖を2枚重ねてみようかと思います。
2月も中旬となりました。
1ヶ月半もすれば3月も終わり、2025年の4分の1が過ぎようとしています。
子供の頃は1日1日を長く、そして楽しく感じていましたが、今や家と職場を往復の日々。
1日の時間は短いのに、月曜から金曜の5日間は恐ろしく長い。
このような状況ですから、土曜・日曜の愛しい双子の休日は少し目を閉じている隙に私を置き去りにしてしまうのです。
さて、皆様におかれましては同じく仕事・学校、その他様々な事情でご多忙のこと、推察いたします。
来る春に向け、雪風に吹かれながら芽吹く準備をしている人もいるでしょう。
芽吹かないと決めた人も、芽吹く気力がない人もいるでしょう。
私は芽吹く気力がない方です。
とはいえ春はいずれ来ます。
春は変化の多い季節。
出会いや別れもあるでしょう。
この手紙をここまで目を通してくれた貴方との一期一会のご縁に乾杯。
明日も貴方の思うがままにお過ごしください。
梅薫る季節、幸多き春の門出となりますよう心よりお祈り申し上げます。
どこの誰でもない私より
今日を生きる貴方へ
「手紙の行方」2025.02.18
2/18/2025, 11:37:56 AM