「好きだったよ…」
君のその言葉を聞き、僕はこう言った。
「どうして…なんで君が……」
僕は笑顔で倒れている君を見つめた。
君の身体は見るも無惨な青い姿になっていた。
「なんか…体…おかしい……」
「どういう事……?」
「え…」
僕がそう言ったら、君がバタンと倒れた。
「ちょうど効いてきた…」
「あの飲み物に…危ない薬…混ぜちゃった…」
君の顔が少し歪んでいた。
僕の異様な雰囲気を察していたのか
「どうしたの…?」
「……」
「ねぇ」
今の僕の顔は酷くて、きっと誰にも見せられないだろう。
心臓がバクバクして…興奮していた…
はぁ…はぁ…
キッチンへ行き、軽く息を整える…
そして僕は走って
君の家の玄関の扉を開けた。
なつはこう言った。
「ありがとう」
君は飲み物を一口。
「……はい」
「喉乾いちゃう」
「まあ、暑すぎるしね」
「……」
「やっぱり…夏は嫌い?」
「……」
こくりと頷く
「でも…なつの青は好き」
「…そっか」
「暑いのは嫌い」
「はぁ…」
暑い…
最高気温34度だもんな。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
所々、文章がおかしかったと思います。
逆から読んでみてください。
話の意味が変わるかと思います。
ー夏ー
6/28/2023, 11:37:33 AM