莉白

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気味が悪いんだ。気分が悪いわけじゃない。ただ寒気がする。お化けにでも憑かれたような。でも僕のことを祟ってくるような奴なんて、、、あいつだ。僕が三年前に殺したあいつだ。でも本当は殺すつもりなんてなかった。あいつは前はいい奴だった。同じ会社の同僚でぼくより二つほど年下で生意気な奴だった。でも僕たち二人は営業課ではトップ争いをしたり、一緒に出張に行ったりとか、プライベートとかでも仲が良かった。でもそれはあいつが僕の上司になってから大きく変わった。あいつは僕よりも成績が良かった。そしていつの間にかあいつは僕の成績を越した。そしてもう3ヶ月も経てば僕の上司になっていた。そこからあいつは変わった。ものすごく典型的なパワハラ上司さ殴る蹴るだなんて当たり前だったしそれも血や傷のないようにそれに加えて標的は僕だけ。ものすごく悪質なパワハラだ。だから僕は正当防衛としてスタンガンを買った。僕はスタンガンであいつを気絶でもさせてわからせてやろうと思った。でも運の悪いことに僕のスタンガンがあいつの首に当たってしまった。その後あいつはほんの数秒もがきそして、死んだ。人間なんてこんなにあっさり死ぬんだと思った。そんなことを数分考えて、ふと我に帰ると急うに怖くなって、僕はそこから逃げた。僕はそのことを思い出すたびにこう思う僕が悪いんじゃない。君が
【最悪】
僕は殺した人間をその場に置き去りにして逃げた。僕は最も大きな悪になった。
僕は最悪だ。

6/6/2024, 11:35:16 AM