僕の生きる意味とはなんなのだろう。
そもそも、なぜ人間は生まれてきたのだろう。
何千年、何万年ものとてつもない時間をかけて僕達は生まれてきた。
少しづつ、少しづつ。
単細胞の時から刻まれた、40億年ほどある“記憶”の遺伝子。
奇跡の積み重ね、偶然が必然となり、我々は今も尚この地を歩いている。
人はみな記憶こそは無いが魂の循環が起こっているのかもしれない。
この宇宙、星、世界で考えた時、僕の悩みなど本当にちっぽけな存在だ。
宇宙から見れば世界恐慌なんてきっと歯痒いもクソもないだろう。
きっと、僕たちは本当の生きる意味は見つけられないだろう。
だが、神様のいたずらでも、この奇跡を憎んでも、僕達は存在している。
アリが道際にできた水溜まりの広さを知らないように、僕達は宇宙の広さを知らない。
苦しく、辛く、死にたいと思った時も、本当に世界が滅亡してしまった時も、神様のいたずらなんだ、と思っておこう。
きっと、僕たちのこの存在も神様のいたずらから産まれた不完全な存在なのだから。
4/27/2023, 1:13:58 PM