他愛のない冗談で笑い合い、こっそりと授業を抜け出しては結局バレて怒られる
そんな何気ない日常の断片が胸の奥に深く刻まれていく感じがした
「なにぼーっとしてんの?」
そんなことを考えていると、彼が呆れたように笑い、私の額を軽く小突いた
「痛い」
「ははっ!」
可笑しそうに笑う彼や、その指先の感触、放課後の廊下に伸びる二人の影
特別ではない普通が、どうしようもなく愛おしい
たとえ時間が何十年と過ぎ去っても、この柔らかな空気と彼の温度を私はきっと忘れられない、いつまでも
5/9/2026, 2:14:29 PM