ほんのり死にたくなる夜が時々ある。
人生が変わるのが怖くて、でも変わらないのも怖かった。どうせ死ぬ勇気もないから生きるという道を選ばざる得ない環境に、選択肢すらも増やせない自分がまた嫌いになった。一生この自分と生きていくのが嫌で、でも今更誰かになりたくもなかった。
自分にとっての「生きる理由」は「死ねない理由」と同義だ。そこに綺麗事はどこにもない。
今を生きることは、死ぬ時間を遅延しているだけに他ならない。
明日のドラマだとか、期間限定スイーツだとか、来月のライブだとか、そういうものを生きがいとよんでみたい。
私もみんなみたいに日常を、テレビを、友達を、推しを、「今を生きる理由」にしたかっただけなのに。
わたしはいつもうまくいかないね。みんなと同じになれないね。
/今を生きる
7/20/2025, 4:17:08 PM