狐コンコン(フィクション小説)

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一緒 6



あなたに見つめられて、私のお顔は太陽になったの

目の前が見られなくなって、赤くなって、熱くなったの

私の手がまるで氷のように感じるぐらい、熱くなったの

お水でさえ私のこのお顔の熱を消せなかったのよ

だから私、あなたに月になって欲しいの

目の前が見られなくなって、冷たくて、白くなってほしいの

私だけを見ていて欲しいの、私と対の存在でいてほしいの、でも私と同じ存在でいてほしいの

だからね



あなたが私にしたように

私を炎で太陽にしてくれたように

私も貴方を肉体から解き放って



月にしてあげるわね

3/29/2026, 9:32:35 AM