川柳えむ

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 月が君を照らしていた。
 雲の隙間から顔を覗かせた月が、まるで君だけのスポットライトのように、ぽっかりと。
 そんなことがあるのだろうか? 君は月の精のように見えた。
 儚く笑う君は、今にも月に帰っていきそうで。
 思わずそっと優しく抱き締めた。


『君を照らす月』

11/16/2025, 9:04:54 PM