可惜夜

Open App

真夜中
閉じていたはずの目が開いた。
窓の方を見れば、星空が浮かんでいる。
嗚呼。まだ朝じゃない。真夜中だ。
その事実に気づいた頃にはもう目が覚めて、閉じても再び寝ることはできなかった。
空が明るくなるまで何をしていようかと考えていれば、ふと
“このまま寝ずに起きていたら、授業中に寝てしまうかもしれない”と思った。
そのような考えが浮かんできた頃にはもう遅い。
どんどんどんどんネガティブな考えの沼へと近づいていく。
沼へとどんどん近づいていくうちに、少々空が明るくなってきた。結構長い間考えていたようだ。
すぐさま思考を切り替えて、準備を始める。
そんなに心配する必要はないのに、考えすぎてしまう。
これは何故なんだろう。

5/18/2023, 9:45:22 AM