【忘れられない、いつまでも】

私はいつの間にこんなに感情深くなったのかな。

考えること感じること全てが昔とは違うの

前はそんなに深くまで考えなかった、
変わったのは怖さを知ったから

前は物事に対してそこまで感じられなかった
変わったのは心を知ったから

美しいものも醜いものも等しく感じてしまうようになった。

そして善も悪も平等に考えられるようになってからは

私はとても生きにくくなったと思う。

それでも考えてしまうのは怖さを知ったから
失う事 裏切られる事 孤独 絶望 失望

それは感じることにも作用する 心が傷つくと簡単には治らない

だから傷つくことの無いように とにかく考える守るために…

それしか私にはできない。たくさんたくさん考えて悩ませる

自分が傷つくことの無いように自分を愛するために…

でもいつしか逆にそれが自分の首を絞め生きづらくなっていた。

分からなかった、、
気づいた時には真っ暗な迷路の中でずっと独りぼっちだった

光が見えなくて怖くて苦しくて 縋る事もできなかった

もう私は鍵のかかった箱の中で泣く事しかできなくなっていた

そんな私の扉を開けてくれたのはたくさんの出会いとご縁で、

一人、また一人と私の扉を少しづつ開いて光を見せてくれる

それは歳も性別もなにも関係ない ただ愛だけ。
あるのは愛という名の鍵。それを持っているそれだけ。

私はこの愛の鍵を持っていた人達を死んでも忘れはしない。

忘れる事なんてできない。いつまでも私の心の中には残り続ける

頭が停止しようと体が動かなくなろうと私のこの心はきっとずっとこのまま思い続けるだろう。

今 私ができることは
出会えた多くの人から与えられた愛の鍵を持ち続け、

その鍵が 必要な時、必要な人 に同じく与え続けていくこと。

そしたらきっと孤独という真っ暗な迷路は誰の中からも消えてもっと沢山の光を沢山の人が見れるはず。

そんな未来がまた私の光に繋がっていきそして誰かの光になる事を心から願っている。

5/9/2023, 3:33:26 PM