凛世

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シーンという音が聞こえてきそうな静けさの中

本のページをめくる音だけが聞こえる

ふと顔を上げると部屋に差し込んできた陽光が

ブレスレットを飾る棚に当てっていた

キラキラと光が反射し

小さなミラーボールのように虹を放っている

石たちのおしゃべりはそれぞれが輝きを放ち

とても賑やかだった

こんな日は紅茶かな と

自分一人だけのお茶を用意するために

台所へと足を向けた






「静寂に包まれた部屋」

9/29/2024, 1:31:18 PM