芽吹きそうな種がモグラみたいに奥深く潜ってね、心に小さな穴が開いたの。あの穴はあまりにも愛らしく埋めたくなかったの、歪んでとても醜かったのに。あたしはね、芽吹きそうな種がすごく憎かったの、土竜は眼が見えなくて…。あの日、植えた種を探したよ。故郷で"魚みたいな瑠璃職人に居場所はありませんよ"。魚さんはただ佇んでたよあたしはね、深く気持ちいい朝を迎えたよ。なにか足りないの、わかんない。『しつい』
11/14/2024, 12:39:14 PM