寒かった。
冬の廊下、記憶の断片が蘇る。
去年あの子と笑い会いながら歩いたこの廊下も、今では一人で歩いている。この孤独は、変化の証明だ。私の歩んだ1年の内容。とても儚く、美しいものだ。
誰かが言う「ぼっち」。そんな言葉で終わりにしないで、孤独はもっとたくさんの意味がある
私の世界を知らないお前に何も言われたくない。
あなたが知らないだけでしょう?陽射しの声、木漏れ日の暖かさ、朝の張り詰めた空気、誰もいない教室の心地よい風。透明な空。
孤独は、けして世界を彩ったりしないけど、色褪せた世界も美しいのだと教えてくれる。
10/24/2023, 11:00:43 AM