心理学を勉強していて思う。
どんな夢をおいかけて頑張ればいいのか知りたかった。
なんて言葉を返せばいいか分からなくて、いつからか表情筋は柔らかくなったし、そこに意味なんて無くなった。常に表面上の会話で、本心なんてちりになってしまった。
私は、私が分からないことが怖かった。自分だけでも、自分を許せるように、必死にかき集めて、形にしたかった。
高3の春、心理学部に進路変更をした。同じように苦しむ人を減らしたかった。
それは簡単なことではなくて、また教科書を開く。ささいな事に名前がついているだけで安心して、全てを知った気分になれた。私もこの世で過ごす一人の人間なんだと分かる。
世の中がもっと、人に無関心であればと常々おもう。
教科書の付箋をめくり、付け直す。まだ3分の1は残っているページにため息をついた。
ーもっと知りたいー
3/12/2026, 2:32:00 PM