‐別れ際に‐
夏の背中
ただゝ現實(いま)に
立ち盡くし
灼けた路地を見つめてる
午后15時
中間服の學生たち
冷えた罐の直線を
なぞつてつたふ一つの滴
高い宙
流れいく雲
閉ぢられて間もない
プール底の鹽素の匂ひ
想ひ出に成つていく
想ひ出せない君の聲
9/29/2023, 6:51:40 AM
‐別れ際に‐
夏の背中
ただゝ現實(いま)に
立ち盡くし
灼けた路地を見つめてる
午后15時
中間服の學生たち
冷えた罐の直線を
なぞつてつたふ一つの滴
高い宙
流れいく雲
閉ぢられて間もない
プール底の鹽素の匂ひ
想ひ出に成つていく
想ひ出せない君の聲
9/29/2023, 6:51:40 AM