眠れない夜に…
いつもは悪いことばかり考えるのだけど
今夜は幸せなことを考えていた。
今、私が持ってる幸せ
今、私が感じられる幸せを
虚ろ虚ろに指折り数えてみる。
こうやって文字を書いていることとか
今日食べて美味しかったもの
思いがけなく笑ったエピソード
明日食べる予定のご褒美おかし
失敗する前に分かって良かった気づきとか…
想像しているよりも結構、むしろ沢山あった。
それでも
満足しない感じがあるのは
きっとほんとうの幸せを遠くに感じているからだと思う。
日本語は、ときに美しすぎて尊すぎて
「愛している」
を簡単に言えないように、
幸せも
大抵の日本人には
大きくて歯がゆく感じさせるシロモノなのかもしれない。
幸せは
感じるものではなく
こびりついて剥がれなくて、見えなくなっているもの
だとしたら?
いつまでも捨てられないものって
実は 幸せ
そのものなのかもしれない。
8/17/2024, 4:58:34 PM