Furo

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F「なにこれ?」
J「記憶の地図だよ?あれ、知らない?」
F「ごめん、知らないね。」
J「えーっと、簡単に言うと死者の記憶が地図になってるって感じかな?」
F「その地図ってなんか不気味じゃない?
なんか変なとこに行きそう。。。」
J「そういうこともあったかな?
ただ、資産とかについた人もいるみたい。」
F「なにそれ、すげぇ得じゃない?」
J「ん~~あんまりそういう目的で使うものじゃないし、見てほしい人は決まってるからね。」
J「盗んだ人とか、勝手に地図の目的地行った人は祟られたって話もあるよ。」
F「なにそれこわ。。」
J「記憶の地図っていうのはその人の思いを読み解く事が一番大切なことだからね。」
F「読み解くって難しいじゃん。そんなことできるの?」
J「できると思うよ?地図を受け取る人はとても大切な人だから、目的の場所に行く過程で色々な記憶が蘇るとおもう」
F「そういうものなのか。」
J「だからその地図は君のだよ。」
F「わかった。行ってくる。
絶対ついてくんなよ!」
J「わかってるよ。わざわざ君の泣き顔見に行かないって!」

F「わかってるならいい。行ってくる。」



J「ふふふ。
もう一つ記憶の地図には大切な場所ごとに本人の声と擬似的な姿が見える秘密があることは内緒だけどね。」
J「じゃあまたね。」

6/16/2025, 5:02:49 PM