題:宇宙に手を伸ばして
俺の先輩――ロゼッタさんは、遠い宇宙に家があると言っていた。
「なんだか素敵ですね」
本当に思ったから言っただけだ。
「そうですね、とても綺麗ですよ」
ロゼッタさんはあまり自分のことは話したがらないけど、宇宙の話になるとよく喋る。
そんなロゼッタさんを、俺は好きだった。
「リンクさん、今度来ますか?」
「どこにですか?」
「私の家に」
あまりにも急過ぎて、俺はロゼッタさんを見ながら固まった。
ロゼッタさんは視線に気付くと、こちらを向いていたずらっぽく笑う。
「案外気にいるかもしれませんよ?」
(どっちのこと?)
俺は、ロゼッタさんの家のことなのか、それともロゼッタさん自身のことなのか困惑した。
……もちろん、家のことだろうが。
なぜかその時の俺は、そんな事も頭にあった。
「行っていいんですか?そんな素敵なところに……」
俺は遠い宇宙に手を伸ばしながら言った。
掴めそうな星。
「良いですよ、いつでもどうぞ」
ロゼッタさんも、俺の真似をする。
宇宙では、金星が輝いていた。
金星は、恋を司る星と聞いたことがある。
(……今の状況だと……)
その星の言葉を意識しちゃうじゃないか。
皆さんお久しぶりです、彗星です。
しばらく活動を休止して、書こうと思ってアプリを起動したら利用規約がなんちゃら出て、初期の状態になってしまいました……。ですが、変わらずロゼッタ&リンクの恋愛やゼルダの小説、キノピーチの二人の恋を応援する姿なども書いていきますので、よろしくお願いします!
余談ですが、スーパーマリオ・ギャラクシームービー公開まで、あともう少しですね!
お題『遠くの空へ』
4/13/2026, 6:02:56 AM