『願い事』
きらきら、きらきら。
あの輝く星たちを見上げて、願う事はただ、いつも同じ。
ずっとあなたと一緒にいられますように。
河岸を結んだ橋の向こうから、彼がこちらへ来るのをいつも待つ。
小走りで駆け寄って、「待たせて、ごめん。」と大きな手で優しく頭を撫でてくれる。
そんな彼が大好き。
あたしたちは織姫と彦星のように1年に1回しか会えないわけじゃないけど、橋で待ち合わせをしてると、まるで織姫と彦星のように感じてしまう。
ロマンチストではないはずなのに、小走りに駆け寄ってくれる彼の姿を見ると、幸せなのに時折切なさを感じる時がある。
ずっとあなたと一緒にいられますように。
今年も、きらきら輝く星空を見て願い事をひとつ。
7/7/2025, 11:51:34 AM