“River〃”

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死は ... 本当に美しくないのか ... 私には ... 愈々以ってして解らなくなった。

だけどね ... この世を疎ましいと念ってもこの世で偶然出逢う親切 ... 思い遣り ... その延長線上に在ったり無かったりするやさしさ ... そうしたものに自身の心中に在る尖を溶かされては咎を省みらされたりし乍ら ...

生きるを続けでみようとまた繋げて皆生き存え続けているのだとも思ったりする .......... 。


私たちは ... あるいは ... 辛酸を舐めることをメインテーマとしてこの世に来臨しているのであろうと私は確信しているのである。

歓楽また悦に酔わされて漂う日はまた時は ... 悔う隙を得るに誘う落し穴の如きで ...

また其れに因り知り得る恋と謂う戯と切実なる愛しみとの差異を肉視する如し。

屠殺所の上空で円を描きつつ餌を突く隙を待つトンビに尋ねてみたいが如く宙を見上げ ...

労者が引き千切り捌いた畜生殿等の血肉を糧に生き長らえる己の不様を念い乍ら ...

顛末、当然地獄、最も也と目を閉じる。


想像すら生まれぬこの世に生を受ける前を何故懐かしく感じる不思議を得てはやはり現世を諦める。


涙を流しながら、止めどなく涙が溢れ流れ落ちながら ...


己、無力也と平伏せるばかり。


3/19/2023, 4:16:34 PM