圭昭

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星空の下で

今君が見つめている星はずっと昔に爆ぜた星かもしれない。
でも、僕たちの目には見えている。
それなのに愛は違う。
今もしっかりと存在しているのに君へは届かない。
無邪気に笑う君の隣で僕は欲している。
孤独を癒す術を、君を手に入れることを。
君は星が綺麗だねと呟いた。
憎い。
穢れを知らない君の瞳が羨ましい。
暗闇でしか輝けない星の方が君を惹きつけられる。
黄金色に輝く価値観も永久を生きる夢も今だけは必要ない。
腐りゆく僕の心と明日を信じる君の違いは明らかだった。
手を伸ばせば君に届くのに。
僕の想いは星の光のようには届かなかった。

4/6/2026, 6:07:40 AM