たくさんあるはずの想い出、私はなぜか思い出せない。
妻は保育園の頃の記憶もあるらしいが、私は小学校の低学年くらいからしかはっきりと思い出せない。
想い出はよく夢と混同しがちだ。
あれは夢だったか、現実だったか。
最近は、学生時代の友人がよく夢に出てくる。
あまり親しくなかった人も、苦手だった人もいろんな形で登場する。
だから余計に夢と現実の区別がつかなくなる。
ただ今の自分にとっては、あれが夢でも現実でもどちらでも良い。
そう考えると、想い出というものは、現実よりも夢に近いものなのかもしれない。
であれば、夢と同じように無理に思い出す必要は無い、と考えることにし、今日も妻の想い出話に耳を傾けることにする。
11/18/2024, 1:12:05 PM