誰よりも、ずっと
「いい加減に認めろ!お前が殺したんだろ!」
「殺したんじゃありません。」
ギャーギャーうるさい警察の声に聞く耳ひとつ
持たない。
「こうきくんはもう帰ってこないんだぞ!
お前ほんとにこうきくんの彼女なのか?
彼女ならせめて少しは反省しろ!」
「私は彼女ですよ。彼女だから反省しない」
「ふざけるな!お前ほんとにこうきくんを
愛しているのか!?」
その言葉に笑いが込み上げる。
「愛しているのか?アハハハハ!何処をみたら
愛していないように見えますか!?」
「じゃあなぜ殺した!」
「だって女は『あなたに全てを捧げます』って
命も預けるなんておかしくないですか!?
そこまでして人の命が欲しいなら盗られるほうの気持ちをわからせてあげようとしたんです!
感情の共有は愛の育み!これ以上の幸せは
ありません!だから殺したんです!捧げられた
命を私が使ったそれだけです!私は殺したんじゃない。もう片方の命を自殺させただけです。」
「お前狂ってる」
「えぇ。そうですとも」
―狂おしい程、愛してる。
誰よりも、ずっと―
いいねの数、100人達成したあああ!
皆さんありがとうございます!
これからも、よろしくお願いします!
4/9/2024, 10:53:50 AM