ミーンミンミンミンミン…
ミーンミンミンミンミン…
きっと外ではそんなセミ達の大合唱が行われてるんだろうな
長袖が必要なくらい寒い塾の中で、外を見ながら考えていた。
そして、、
もちろんあなたの事も。
真っ暗な頃になって、帰路に着く。
もうセミの声は全く聞こえない。
雨で濡れた歩道橋をゆっくり昇って、
私は名残惜しそうに塾を振り返る。
塾の外で、会えたらいいのに、
今日話せたこと、目を見つめられたこと、
そして、あなたに褒めて貰えたこと。
全部忘れない。
絶対ね
そう思ってまた歩き出す。
塾で疲れてるはずのその顔は、
あなたのことを考えると、何故かにやけてしまうんだよ。
あ、、
今年セミの声聞いてないかも。
8/12/2025, 3:00:55 PM