とりとめもない話
きみのスーパーの袋のように
無国籍すぎる料理のように
ぼくのこれまでの暮らしのように
まだ照れて愛を言えないように
バラバラだけど大切なもの
そこにいっぱい、しあわせがある
とりとめもない話のようで
二人にとっては、上質な映画
いつかうんざりの会話になって
一人きりの夜が嬉しくなって
たまにこっそりと贅沢をして
卒婚もいい…と、思ったりして
イロイロだけど乗り越えてきて
苦労ばかりと、腹立つけれど
とりとめもない話のように
アルバムになって、笑顔をくれる
とりとめもない話のように
それでホッとできる、二人の歴史
12/17/2024, 10:49:28 AM