太陽が私を見ている。
じとっとした地肌を舐め回すように、アスファルトの表面はゆらゆらと揺れ気持ちが悪い。
しかししかしだ。
太陽だけが私を見ているとも言える。
現代社会は常に01の奥深くに寝ずいてしまった。皆がみな下を向く、そんな時代だ。
だから太陽だけが変わらず私を追いかける。
こんなにも気持ちが悪いのに、こんなにもこちらを蔑んで、バカにして、見下しているのに、周りが見るのは現実ではないどこかだ。

話は変わるが、今は晴天である。それはもう青々とした空が視界を埋めつかさんとする。

また場面を変えよう。みなが気にしているのは知識だ。しかしその知識が意味するところは過程や情報は簡略され容易さだけを気にする。そんな知識だ。
だからみんなきっと気づいていない。
不確定性と透明性の重さを。計り知れない悪意を。
そうかだからみんな太陽を見ようとしないんだ。きっとみんなが見ているのは曇りなのだ。太陽なんて眩しくて暑くて見たく無くなるから。

9/22/2025, 3:36:55 PM