ふとした瞬間
君のふとした瞬間の仕草にドキッとする。
君の頬杖を突く白い長い指その指先に
綺麗にピカピカに磨かれている爪と
色とりどりのネイル
そんな君の姿に見蕩れているとふと君と目が合った。
可愛い笑窪をへこませて口元を緩く上げ
笑う君の笑顔は、非常に罪作りな綺麗な
笑顔なので僕は、咄嗟に視線を下げ
どきまぎするのが精一杯だった。
あんな破壊力抜群の笑顔を向けられたら
免疫の無い異性は、いちころだろう!
それを分かっているのかいないのか
君は、クスクスと笑っていた。
その笑顔にまんまと引っかかっている僕に
君からは、もう逃げられないと悟った。
まるで蜘蛛の巣にかかった蝶みたいな僕
だけれど全然不快感を感じ無いのだから
もう仕方ないと諦めるしか無かった.....。
4/28/2025, 8:35:25 AM