愛していた
愛してたから近づこうとした。
どこまでも知りたいと思った。
本当の心理にたどり着けるようなきがしたから。
近づいて、知って、考えることが増えて、見えるものも多くなって
現実の輪郭が見えだしたとき歩みを止めた。
これ以上近づけば真実ははっきりと見え現実が形として捉えれるようになるだろう。
でも振り向けば、理想や夢の輪郭はぼやけだしていた。
元からはっきりとしたものではなかったかもしれない。でも前より捉えづらくなったことはわかる。
このまま行けば見えなくなって消えてしまう。
誰かに成ってはいけない。
自分を自分で留めておかないといけない。
そう思い僕は愛していた彼女を殺した。
11/15/2024, 5:31:58 PM