暑さと花の匂いに包まれて歩く帰路。刺すような日差しが、ゆっくりとやわらかく諭すような色に変わった。なんだか寂しくなって涙が溢れる。蹲る心の奥の奥に君を感じる。優しく温かい声を思い出した。日が傾き、何もかも君のせいにしたくなった。
4/8/2023, 9:47:00 AM