フィロ

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昨日投稿した『心の灯火』を、せっかくだからとスクショしてLINEで夫に送った

突然の私からの思わぬ「愛の告白」に、不覚にも涙してしまった…と返信が来た

普段は仕事中は私からのLINEなど開けることなど殆ど無い夫が、たまたま開けたLINEの思わぬ内容に涙してしまい狼狽する様子を想像して、私も笑い泣きをしてしまった

お互い涙腺が弱くなったものだ…

多くの部下を従え、今の時代には逆行するかのようにその存在感で部下たちを震え上がらせている夫も、良く見ればそれなりに年齢を重ねて来たことを感じさせる


向き合って食事をする夫をまじまじと見る

以前は寝癖を整えるのにも苦労するほど勢いのあった毛量も、最近はサッとひと撫ですれば言うことを聞くほど大人しいものになり、わざとらしいほど黒ぐろとした漆黒の髪にも白いものが目立つ様になってきた
一瞬寄せる眉間のシワも、そのあとが残るほど深さを増してきている

そのどれもが、私達二人が過ごしてきた時の流れを物語っているのだ

そう思うと、勢いを失い白髪の混じった髪も、眉間のシワさえも、味わい深く愛しささえ感じてしまうのだ


そんな些細なことでも、ひとつひとつ丁寧に拾い上げていくこと…

もしかしたら、こんな毎日を「幸せ」と言うのかも知れない




『些細なことでも』



9/4/2024, 2:44:11 AM