乍李李

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君と朝まで過ごす日、
僕は必ず君の髪を乾かす。

次の日の朝、君は嬉しそうに自分の髪を撫でていた。

その姿がいとおしくて、
だいすきだった。

君は髪を乾かすのがだいきらいで、
僕が髪を乾かす日だけ、さらさらしている髪。
いとおしくて、だいすきだった。
僕のひとつの存在意義だった。

「さらさら」

5/28/2025, 3:22:55 PM