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ここは地球から数十光年離れたコロニー惑星
「オーロラ星」

人類は地球外でも住める場所を求めて、開拓しているのがこの星だ。
地球にもまだ多くの人が暮らしている。
地球では環境破壊が進み、人間が住めなくなってる地域が広がってきたため、急ピッチで他の惑星の開拓が進んでいるというわけだ。

オーロラ星では太陽光が強く、昼夜の区別がない。
人々は人工の眠りに身を預けている。
地球とは遊星通信で繋がっていて、そこからは懐かしい地球の暮らしが届く。

地球から派遣された開拓団が住む街の外れにこじんまりとした小さな店がある。

店の名は
“BAR moon light”

夜のない星で夜に想いを馳せることのできる唯一の店。
街の人は時折地球時代を懐かしみ、店に立ち寄る。

店主の名は、水凪月夜。
夜のない街で、夜の居場所を作っている。


「moon right」

10/6/2025, 3:58:30 PM