窓を開けると冷たい空気が肌を撫でる。まだ空は東雲色と群青色のグラデーションがかかっていて所々で波の音が聞こえる。寝巻きのまま上着を適当に着て砂浜に行った。汚れることも気にせず座って地平線を眺める。私はこの瞬間のために呼吸をしている。 『静かな夜明け』
2/6/2025, 11:47:30 AM