大好きな友人がいた
自慢の友人だった
得意も苦手もあべこべで
だから何をしても楽しかった
知らないことを知っていて
知っていることを知らなかった
だから何を話しても楽しかった
大好きだった。大切だった。
だから、だから、そう、だから
最後に交わした言葉を、顔を、
例えどれほど苦しくても
真実どれだけ痛もうと
犯した罪の記憶の形を
絶対に覚えておかなければならない
‹忘れたくても忘れられない›
薄く陰る昼間のカーテン
煌めき落ちる緑の木漏れ日
努力を照らすデスクライト
安息の闇夜を満たす星の影
直射は強過ぎる僕らには
暗を纏う光が丁度いい
‹やわらかな光›
10/17/2024, 12:15:42 PM