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私と貴方の目に、1つの光が映る。
貴方にはどう見えているんだろう。そう思い、貴方の方を
チラッと見た。貴方の目に移る、光。そして、ただただ貴方の横顔に胸が高鳴った自分がいた。
その光は、少しの風だけでゆらゆら揺れる。弱くなったり、強くなったり。
「綺麗…」
不意に出た言葉だった。それでも貴方は何も言わない。ただただ、光を見つめていた。その横顔に思わずまた、綺麗…と言いそうになってしまった。危ない…と心の中の自分が言う。
パチパチと音が鳴る。けどそれをかき消すぐらい、自分の心臓の音がうるさかった。貴方に聞こえていたらどうしよう、そう思うと余計に心拍数が上がってしまう。
貴方はどう思っているんだろう。この光みたいにゆらゆら揺れ動いているんだろか。答えは貴方自身にしか分からない。
しばらくした後、貴方が口を開く。
「知っていますか?灯火って希望を象徴する光でもあるんですよ。」
物知りな貴方は私の知らなかった知識を教えてくれる。そして、私が今までに感じたことの無い感情も教えてくれる。
「希望…なら私たちは希望を見てるんですね。」
もしこれが希望だったら__ふとそんなことを考える。
貴方が少し笑った。そして続けてこう言う
「貴方のそういう考え方、好きですよ。」
貴方の目に私が映った。好きですよ。という言葉は私の知識がという意味なのに勝手に都合の良い方に解釈してしまっている自分がいる。ドッドッドッド。また心拍数が上がっている。
また私は、貴方の方を見る。

貴方の横顔を見ると、この光と同じように
私たちにも希望があると感じてしまうのはきっと貴方が
そんな事を言うからだろう__





テーマ 灯火を囲んで

11/7/2025, 11:15:31 AM