40を超えたあたりからであろうか、耳から無音が消えた。常に耳が音をとらえる。「し」と「ち」と「つ」が混じり合わさった様な響きが。若い子達は多分わからない。これは歴戦の者にしか聞こえない「老いの音」時に鬱陶しくあるけれど、いつも私と共に居てくれる。だから寂しさは半減した。歳をとるのも、案外悪くはない。 〜 耳を澄ますと 〜
5/5/2026, 12:44:04 AM