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小説「花畑」
夢を見た、自分と大切な人が花畑を歩いて笑っている夢
なんて心地のいい朝なんだろう。目を開けると窓から日差しが差し込んで、リンゴを向いている君に当たっている。そんな景色がとても綺麗で、眩しくて、静かに目を閉じた。

「あなた、そろそろ起きないと」
体を触れば妙に冷たい体温が伝わって、直後に無機質な機械音が部屋に響いた。

9/17/2024, 2:48:25 PM