ほむら

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これは、俺が彼女に告白する前の話。俺は、幼い頃から彼女のことが好きだった。それはもう、一目惚れして一途に想い続けていた程だ。でも、俺なんかが彼女を好きになって良いのだろうか。この気持ちは迷惑ではないかと不安になっていた。

ある日の夜、俺は不思議な夢を見た。翼の生えた、天使のようにも見える神様が出てきたのだ。俺の枕元に神様が舞い降りてきて、こう言った。

「あなたが抱えているのは恋の悩みですね?好きな人に告白するかどうか迷っていると」
「えっ…はい!」
「良いのですか?彼女に告白しないと、どこか遠くへ行ってしまいますよ?」
「でも…この気持ちは迷惑ではないですか?」
「大丈夫です。あの子は必ずや、あなたの気持ちに応えてくれるはずですから」
「本当ですか?ありがとうございます!」

この夢を見たおかげで、俺は彼女に告白する決心がついたのだ。

テーマ「神様が舞い降りてきて、こう言った。」

7/28/2024, 4:11:45 AM