木枯らし得体の知れない恐怖に心が支配される。窓には強い風が吹きつける。四方八方からガタガタと大きな音を立ててまるで責め立てられているよう。太陽の出ない暗い曇天の空を眺めながら部屋の隅にうずくまった。木枯らしが去れば、落ち葉が吹き落ちて木は丸裸になる。木枯らしが去れば、私の罪も明るみになる。全てを吹き飛ばされ、白日のもとに晒され、凍てつくような冷たさで私を罰する。木枯らしが、木枯らしがやってくる。
1/17/2026, 11:07:41 AM