世の中には貝殻と聞いて、海辺で拾ったホネガイとかサザエみたいな巻貝をそっと耳にあてて「波の音が聞こえる...」といったシチュエーションを思い浮かべる人と、アサリの酒蒸しを食べた後の貝殻を思い浮かべる人がいます。
私は後者です。
あまり貝料理は食べませんけどね。
嫌いではないので、例えば何人かで居酒屋へ行った時に誰かがアサリのバター焼きなどを頼めば一緒に食べたりはするけど、自分から率先して注文はしないかなぁ。
そもそも、貝料理って面倒くさくないですか?家で自分で作ろうなんて思ったことすらない。この面倒くさいを超えるほど貝が好きではない、ということですね。
なので、前者のようなファンタジーを思い浮かべても良さそうなんですが...なんかイメージが遠い。
そういえば子供の頃、海で貝殻を拾ったりした事はありました。なんかちっさいの。
お伽話に出てくるような、そっと耳にあてるタイプの貝殻が欲しかったんでしょう。
ああいう巻貝って、土産物屋では見た事あるけど、野良では見かけないよね。
というわけで今日の結論。
貝殻に抱くイメージが、ファンタジーから現実へと変わる頃、人は大人になるのです。
・・・
あ、今思い出したけど、亡くなった祖父は法螺貝持ってましたわ。もしかして山伏だったんでしょうか?
9/5/2024, 1:40:35 PM